インドが中国を抜く日 — 新興国経済の覇権交代が意味するもの
インド経済の「離陸」を示す数字 2024年、インドの名目GDPは約4.3兆ドルに達し、日本(約4.2兆ドル)を抜いて世界第4位に浮上した。IMFの予測によれば、2028年にはドイツを抜いて第3位になる見通しだ。この急成長...
経済の流れをマネタイズに繋げる。
インド経済の「離陸」を示す数字 2024年、インドの名目GDPは約4.3兆ドルに達し、日本(約4.2兆ドル)を抜いて世界第4位に浮上した。IMFの予測によれば、2028年にはドイツを抜いて第3位になる見通しだ。この急成長...
人口減少の「加速フェーズ」に突入した日本 国立社会保障・人口問題研究所の最新推計によれば、日本の総人口は2050年に約1億400万人、2070年に約8,700万人にまで減少する。しかし、筆者の試算では、出生率の回復が想定...
「国の借金1200兆円」という言説の問題点 「日本の借金は1200兆円、国民一人当たり約1000万円」——この表現は財務省の広報資料やメディアで繰り返し使われてきた。しかし、この言説には重大な問題が含まれている。まず「国...
実質賃金マイナスの「異常さ」を数字で見る 厚生労働省の毎月勤労統計調査によれば、日本の実質賃金は2022年4月から2024年3月まで、24ヶ月連続でマイナスを記録した。これは統計開始以来、最長の連続マイナス記録である。名...
ユーロドルの「見えないトレンド」 為替市場でドル円に注目が集まる一方、世界最大の取引量を誇るユーロドル(EUR/USD)の動向は日本の投資家の間で過小評価されている。1日あたりの取引量は約2兆ドルに達し、ドル円の約3倍だ...
日本国債市場に忍び寄る「Xデー」 日本国債市場は、発行残高約1,100兆円を誇る世界最大の国債市場だ。長年にわたり「世界で最も安全な資産」とされてきた日本国債だが、その前提が揺らぎ始めている。2024年、日本の10年国債...
FRBの利下げと為替の「教科書的」関係 FRB(米連邦準備制度理事会)が利下げを行うと、理論的にはドル安・円高が進行する。金利差の縮小により、高金利のドルから低金利の円への資金還流が起きるためだ。しかし、過去30年のデー...
円安の「終わり」を予測する難しさ 「円安はいつ終わるのか」——これは筆者が講演や取材で最も頻繁に受ける質問だ。2022年以降、ドル円相場は歴史的な円安水準で推移しており、2024年には一時160円台に達した。日本の輸入企...
「アメリカがくしゃみをすれば、世界が風邪をひく」。この格言は、グローバル経済が複雑に絡み合った現代において、かつてないほどの現実味を帯びている。2026年、アメリカ経済のリセッション(景気後退)リスクが再び注目を集める中...
「スワップで不労所得」の甘い誘惑 FX業界において「高金利通貨のスワップポイントで月10万円の不労所得」という宣伝文句は、最も人気のあるマーケティング手法の一つだ。トルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランドといった高金利...
55歳。某旧帝大T大・経済学部卒。元某中央銀行B行で金融政策を担当、退官後は民間シンクタンクを経て独立。マクロ経済の潮流を20年以上追い続ける。趣味は能楽鑑賞と碁。