地方銀行の連鎖破綻は起きるのか — 金利上昇で露呈する「隠れ不良債権」
地方銀行の「静かな危機」 日本の地方銀行は全国に99行存在するが、その経営状況は年々厳しさを増している。金融庁のデータによれば、地方銀行の約4割が本業(貸出・手数料業務)で赤字を計上しており、有価証券の運用益で辛うじて最...
地方銀行の「静かな危機」 日本の地方銀行は全国に99行存在するが、その経営状況は年々厳しさを増している。金融庁のデータによれば、地方銀行の約4割が本業(貸出・手数料業務)で赤字を計上しており、有価証券の運用益で辛うじて最...
日本銀行の金融政策が歴史的な転換点を迎えている。長年にわたるマイナス金利政策から脱却し、段階的な利上げに踏み切った日銀。その決断は、住宅ローン金利、預金金利、そして為替レートを通じて、私たちの家計に直接的な影響を及ぼす。...
FRBの利下げと為替の「教科書的」関係 FRB(米連邦準備制度理事会)が利下げを行うと、理論的にはドル安・円高が進行する。金利差の縮小により、高金利のドルから低金利の円への資金還流が起きるためだ。しかし、過去30年のデー...
ドル円150円の「壁」と為替介入の歴史 2024年以降、ドル円相場は150円台を中心とした攻防が続いている。筆者が日銀在籍時代に目撃した為替介入の実態は、市場参加者が想像するものとは大きく異なる。財務省が介入を決断する際...
現金大国・日本で「デジタル円」は実現するのか。中央銀行デジタル通貨(CBDC: Central Bank Digital Currency)を巡る議論が世界で加速している。中国はデジタル人民元(e-CNY)の実証実験を大...
2024年秋、岸田文雄首相が退陣し、日本の政治は新たな局面に入った。しかし、誰がトップに立とうとも、日本が直面する構造問題の深刻さは変わらない。財政の持続可能性、社会保障制度の維持、そして産業競争力の回復 — この3つの...
55歳。某旧帝大T大・経済学部卒。元某中央銀行B行で金融政策を担当、退官後は民間シンクタンクを経て独立。マクロ経済の潮流を20年以上追い続ける。趣味は能楽鑑賞と碁。