「失われた30年」は終わっていなかった 1990年のバブル崩壊以降、日本経済の長期停滞は「失われた10年」「失われた20年」「失われた30年」と、その呼称を更新し続けてきた。2024年に日経平均がバブル期の最高値を34年...
マクロ経済
「日銀が利上げできない本当の理由」を元審議委員が匿名で語った全記録
2026年に入り、日銀の金融政策は再び膠着状態に陥っている。表向きは「データ次第」という姿勢を崩さないが、元審議委員のひとりが匿名を条件に、利上げが進まない構造的な理由を明かした。 政府債務という「見えない天井」 「利上...
物価高騰の真犯人 — 企業の「便乗値上げ」を経済データで暴く
物価高騰の「犯人」は誰か 2022年以降続く物価高騰について、政府・日銀はもっぱら「海外要因」(資源価格の上昇、円安)を原因として挙げてきた。確かに、ウクライナ紛争によるエネルギー価格の高騰と歴史的な円安が物価上昇の引き...
食料自給率38%の国で起きる「静かな危機」— 世界的食糧不足の影響
食料自給率38%の「不都合な現実」 日本の食料自給率はカロリーベースで38%。先進国の中で最低水準であり、フランス(125%)、アメリカ(130%)、ドイツ(86%)とは比較にならない。国民が口にする食料の62%を海外に...
ゼロ金利に慣れた日本企業の末路 — 利上げ倒産ラッシュは始まるのか
30年間のゼロ金利が生んだ「ゾンビ企業」 日本は1999年のゼロ金利政策導入以来、約25年間にわたり超低金利環境を維持してきた。この世界に類を見ない長期的な低金利は、本来であれば市場から退出すべき企業を延命させてきた。帝...
韓国経済の急減速が日本に波及する3つの経路
韓国経済の「急ブレーキ」 韓国経済が急速に減速している。2024年の実質GDP成長率は2.0%にとどまり、2023年の1.4%からは回復したものの、コロナ前の2.5〜3.0%の成長軌道には遠く及ばない。特に深刻なのは、韓...
電気代が2倍になる未来 — エネルギー政策の失敗が家計を直撃する
電気代の「静かな爆発」が始まっている 2024年度の一般家庭の平均電気代は月額約12,800円に達し、2020年度(約8,900円)から約44%上昇した。政府の電気代補助金(月額約1,800円相当)がなければ、実質的な負...
インドが中国を抜く日 — 新興国経済の覇権交代が意味するもの
インド経済の「離陸」を示す数字 2024年、インドの名目GDPは約4.3兆ドルに達し、日本(約4.2兆ドル)を抜いて世界第4位に浮上した。IMFの予測によれば、2028年にはドイツを抜いて第3位になる見通しだ。この急成長...
人口8000万人時代の日本経済 — 2050年のGDP予測が絶望的すぎる
人口減少の「加速フェーズ」に突入した日本 国立社会保障・人口問題研究所の最新推計によれば、日本の総人口は2050年に約1億400万人、2070年に約8,700万人にまで減少する。しかし、筆者の試算では、出生率の回復が想定...
実質賃金マイナス24ヶ月の衝撃 — 日本人の生活水準はどこまで落ちるのか
実質賃金マイナスの「異常さ」を数字で見る 厚生労働省の毎月勤労統計調査によれば、日本の実質賃金は2022年4月から2024年3月まで、24ヶ月連続でマイナスを記録した。これは統計開始以来、最長の連続マイナス記録である。名...
